ゲームシステム[]
ウィキペディア・クエストのゲームシステムを紹介します。
活動の種類[]
主人公はフィールドを歩いたり買い物をしたり宿屋に泊まったりするといった基礎的な行動以外に、以下のようなウィキペディアの完成に貢献する「活動」をすることができます。
- 新しい記事の作成
- 新しく記事を書くには、記事になる「ネタ」と十分な「ソース」が必要です。このネタとソースがそろうと、下書きスペースに新しく記事を作成することができます。
- 既存の記事への加筆（記事へのソースの適用）
- 下書きスペースにあったり、あるいは既に投稿された記事を下書きスペースに複写することで、その下書きに「ソース」（情報源）を適用して加筆することが出来ます。記事にソースを適用することで、各記事の完成度を高めることが出来ます。
- ウィキペディアへの記事の投稿
- 作成した下書きを投稿することが出来ます。記事は主人公以外の人も随時投稿しているため、時には先を越されたりするかもしれません。しかし、あまり完成度が改善されていない状態や逆に完成度が下がっている状態で投稿すると、得られる経験値は少なくなり、場合によっては周囲の評価が下がることもあります。さらに投稿した記事が評価され賞を獲得することがあります。
- ウィキペディアのメンテナンス
- ウィキペディアへ貢献する方法は記事を書くだけではなく、カテゴリの整備やWikify、あるいは不要になったページの削除などがあります。これらはミニゲーム形式になっており、また最初は簡単なメンテナンスしか出来ませんが、経験を積むなどすればより複雑なメンテナンスをすることができます。
- ヴァンダルへの対処（攻撃）
- フィールドには「ヴァンダル」（荒らし）と呼ばれる敵が存在します。このヴァンダルに近づいて直接攻撃をすることでヴァンダルのHPを減らし、HPをゼロにすると対処完了となります。
主人公のステータス[]
主人公には大きく分けて
- ヴァンダルと戦うためのステータス
- 記事を作成するためのステータス
の2種類のステータスを持っています。 ヴァンダルと戦うためのステータスは「対処力」（攻撃力相当）と「忍耐力」（HP相当）があり、またヴァンダルを倒すことでこれらのステータスは上昇します。 記事を作成するためのステータスには、各分野に対する「理解度」があり、これは記事を作成（ソースを記事に適用）することで上昇します。あるいは「講義」を受けることでも上昇させることができます。
それ以外のステータスには「経験値」と「やる気」が存在します。 「経験値」はヴァンダルと戦ったり記事を作成したり、あるいはそれ以外の活動でも得ることが出来ます。 この経験値が高くなる他の人からの評価が高くなり、より高度なウィキペディアのメンテナンスやより強力なヴァンダル対処が出来る権限を取得することができるようになります。対処力や理解度等のの各ステータスも底上げされます。 また「やる気」は活動内容に応じて減少し、これがゼロになるとウィキペディアへの活動は何も出来なくなります。宿屋で寝たり休憩するなどして回復しましょう。
記事への加筆[]
記事を加筆したり新規に立ち上げる場合に必要なものが「ソース」（情報源）です。
ソースには分野と難易度があり、主人公の理解度が難易度以上でないとソースを適用することは出来ません。 また、適切な記事には適切なソースの適用が必要で、適切でないソースを適用しても完成度は上がりません。 また、同じソースでも別の記事に適用した方が完成度がより上昇する場合があります。
例えば「スパゲッティのおいしい作り方」というソースを、「太陽」の記事に適用しても完成度は変化しません。 しかし、「トマト」の記事に適用すると、トマトの調理例としてミートスパゲッティの記述が追加され、完成度が上がります。 ただ、「スパゲッティ」の記事に適用したほうが、より大きく完成度が上昇します。 つまり「関連性のより強いもの」に適用するほど、完成度はより大きく上昇します。
ソースを適用する前には必ず完成度の上昇具合が表示されるので、必ずそれを確認しましょう。
ソースの種類[]
ソース（情報源）は記事を書くための材料です。
ソースには種類と難易度が設定されており、種類はそのソースの示す情報の分野のことであり、難易度はそのソースを適用するために必要なその分野への理解度を示します。
例えば種類には「工学」「理学」「文学」「歴史学」などがあり、難易度は5段階に設定され、難易度5が最も難しい情報の書かれたソースになります。
ソースを記事に適用する際、主人公の各分野への理解度が、そのソースの分野の難易度を上回っていれば、そのソースを記事に適用することが出来ます。
ヴァンダルとの戦闘[]
ヴァンダル（荒らし）は町の外のフィールドで発生し、フィールド上に黒い固まりとなって浮いています。 ヴァンダルは小さいものから大きなものまで様々で、数が多い時もあれば少ない時もあります。
主人公はそのヴァンダルに近づき、対処（攻撃）することでヴァンダルのHPを減らしていきます。 1回の対処で減らせるHPは主人公のステータス（対処力）に依存し、またヴァンダルは減ったHPを少しずつ回復させていきます。 また、1回対処するとやる気が下がり、やる気がなくなると攻撃できなくなります。
ですので、自分のステータスと相談しながら適切な大きさのヴァンダルへ対処していきましょう。